RPGの世界:第二回

     第二回:FFX(PS2)

2001年07月19日にスクウェアから発売され、定価8800円、
販売本数248万本というものでした。

FFシリーズでははじめてのボイス演出、
フェイシャルモーション、リップシンクと呼ばれるゲーム中の場面によって、
主人公達の表情が豊かに変化したりします。

DVD-ROMの採用により読み込み速度が向上、ディスク交換不要、
ムービーの画質を殆ど劣化させずに収録と、とてつもなく進化しました。

また、2002年01月31日にはボイスが英語のインターナショナル版が発売され、
さらには2003年01月16日に廉価版(4800円)のMEGAHITSが発売されました。
さらにさらには、2002年03月13日にFF初のキャラ、世界観を受け継いだ続編の
FINAL FANTASY X-2が発売されます。

この物語は、
「ひとびとに架せられた大いなる災厄『シン』。
 倒すたびに復活し、無秩序な破壊を繰り返す。
 『シン』を倒せるのは、召喚士だけが持てる技“究極召喚”のみ。
 『シン』に近づきすぎたために未来へと来てしまった主人公ティーダ。
 そこで、召喚士の少女ユウナと出会う…。」

ってな感じではじまります。


  BGM/SOUND…★★★★★

まず主題歌「素敵だね」(作詞/野島一成 作曲/植松伸夫)を歌うのは、
奄美大島出身の女性歌手RIKKI。
物語の内容を知っているとかなり泣ける歌です。

またBGMもかなりの出来で、
その場の雰囲気を見事にあてたような…感じのものです。


  戦闘/ワザ…★★★★★

戦闘システムは、IVからIXまで使用されたATB(アクティブタイムバトル)を使わず、
速ければ何度でもコマンドが使え、さらに技によって行動時間が異なるという
CTB(カウントタイムバトル)が採用されています。
これによって、落ち着いてバトルができます。

FFの大半に登場している召喚獣は、今までは攻撃したらすぐに去ってしまいましたが、
今回はバトルフィールドに常駐するようになり、
プレイヤーに代わって戦闘を行うことができるようになりました。


  グラフィック…★★★★★

PS2になったため、VIIIやIXでみられたフィールドグラッフィックの多少の荒れがなくなり、
主人公達の線がとても綺麗になりました。

さらにムービーではもう映画としか言いようがないものになってしまい、
もう最高です。。


  操作感…★★★★☆

操作性はIXとそれほど変わらず、グラフィックなどに押され「操作している」と
いう感覚がなくなっているのが事実です。
僕は別はべつにかまわないんですけどね・・・(おぃ


  総合点数9.5pts/10

FFX-2楽しみです。。(マテ




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2003/02/17  Written by ゼニ平
2001/SquareSoft
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