IME.....ATOK15 for Windows

     わたしのチカラになる日本語。

パソコン環境を見直す、っていう話ですが。
今日は、日本語入力支援ソフト、いわゆるIMEですね。
この話です。

もともとIMEとは何かと言いますと、日本語の入力を手助けします。
IMEがあるからこそ日本語は英字キーボードでもローマ字入力ができるんですね。

さて、このIMEなんですが、元々Windows付属で、「MS-IME」というのがあります。
これがまたものすごく性能悪いんです。
いや、むしろ精度が低いんですね。変換精度。わかりますかねぇ。


人間が「パンを買ってきた。」というとき、どの日本人も、「パンを買ってきた。」
と解釈します。これは自然な流れです。
「パンを勝ってきた。」と理解し訳も分からず悩む人間は居ないように思います。

人間は不思議な動物でして、たとえば将棋をやるロボットを作るとします。
でも、ロボットに状況判断の思考回路なんぞ赤ちゃん以下なのですから、
もちろん、相手の手を読む際にも考え得るすべての場合を計算します。
これはパソコンにとってはあまり苦な作業ではありません。
なぜなら、パソコンは、1秒間に何億もの計算をすることが可能だからです。


しかし、その思考回路の常に上を行くだろう物があります。
それは、何を隠そう、人間の脳です。
次ここに飛車を打っても意味がない、と言うことを人間は理解以前の問題として処理し、
その行動を考えません。
人間はコンピュータ以上の性能で何千通り、或いは何万通りもの処理を
省略していることになります。

パソコンにこれができればこれ以上のことはありません。
しかし、それに近づくために日夜努力しているプログラマが居ることは確かです。
現在、IMEとして有名で、使い勝手が良いものと言えばまずATOKが挙がるでしょう。


語句解説が丁寧です。
MS-IMEの2〜3倍のスペースを使って、さらに例文まで示されていて、
同音、或いは同訓の漢字の選択に迷うことはありません。

関西弁などその他方言、話し言葉をカバーします。
「明日なんぼほど使たらええやろ?」を一発で変換できるATOKに対し、
「明日南保ほど津湖鱈ええ屋炉?」を一発で理解する関西人は皆無であるように思います。

古語変換に対応します。
古典の勉強に最適です。
最新のATOK16でサポートされています。

表現の洗練を手伝います。
「たべれる?」で変換した場合、「食べれる?《ら抜き表現》」という形で
指摘を受けます。
また、このほかにもさ入れ表現、二重敬語、「の」の連続など、読みやすい文章にしてくれます。

何回も入力する手前を省きます。
長い語句を2〜3回入力すると、語句の何文字目かで下にバルーンヒントが表示され、
Shift+Enterで省入力が可能となります。

わかりにくい英単語を入力できます。
あなたは「サーカムスタンス(環境)」と言う英単語を入力することができますか?
また「スタンバイ」は?
ATOKではカタカナ読みした英語を入力、F4を押すことによって「circumstance」と入力可能です。


などなど…。
良い点を羅列しきろうとしましたが、無理ですw

IMEの見直しによって、文章入力が楽になることは目に見えています。

  ただでついてたから。
  入れんのめんどくさいから。

元々のをそのまま使い続けることがどれだけ面倒か、分かっていないようです。
あなたのチカラになる日本語、ATOKをオススメしたいと思います。

オレは決してJUSTの回しもんじゃないです。(笑)




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2003/07/11  Written by The sun