熟達ポケモン:第二回

     第二回:ゴルダック

多種多様な使い方の出来るゴルダック。何故マイナーに分類されるのか不思議。
まず種族値。

HP||||||||||||||||80
攻撃|||||||||||||||||82
防御|||||||||||||||78
特攻|||||||||||||||||||95
特防||||||||||||||||80
素早|||||||||||||||||85

見た感じ、平均して高い能力である。
特攻は全ポケモン中24位。
しめりけ、あるいはノーてんきと言う特性を持つ。
しめりけは、自爆・大爆発を阻止することが出来ると言う頼もしい特性である。
打たれ弱いゴルダックに置いて、自爆・大爆発は即死につながる。
ノーてんきは天気の効果無しに戦える。
相手の雨乞いを生かすことは出来ないが、その分いろいろなコンボを阻止することが可能となる。


このポケモンがレベルアップで覚えるワザには、攻撃ワザよりも、補助ワザの方が使えるワザが多い。
具体的には、金縛り、嫌な音、自己暗示等である。
攻撃ワザはぱっとしない。
威力の低い念力、わざわざL44にもなって乱れひっかき等使う人は少ない。
頼れるのはL58で覚えるハイドロポンプだけですが、命中率、PP共に低く、第一L50戦には間に合いません。


わざマシンを使うにも、そんなに良い攻撃ワザは覚えてくれません。
ただ、弱点である草を抑えるのに必要な冷凍ビームだけは必須といえるでしょう。
わざマシンを使ってみても、サイコキネシスは覚えられません。


ここで注目すべきは、タマゴ技と呼ばれる物です。
俗に遺伝わざとも言いますが、コダックは遺伝でサイケ光線やサイコキネシスを覚えます。
混乱狙いで光線にするか、威力重視でサイコキネシスにするか、自由に選択できます。
ここで注意すべき点は、ゴルダックのタイプが「水」のみであることです。
エスパーっぽいですが、水オンリーです。
その点を考慮して、サイケ光線かサイコキネシスかも考えたいところです。
また、補助ワザも大変充実していて、光の壁を始め、催眠術、見破るまでもを覚えます。


上では特殊重視のゴルダックを取り上げましたが、物理ワザも十分使えます。
飛行系必中ワザであるつばめ返しや、空元気、穴を掘るにアイアンテールと、選び放題です。
弱点の草をつぶすためにつばめ返しは必要でしょう。


つばめ返しは鋼や岩に効きにくいですから、瓦割りなどを覚えさせると良いでしょう。
コンボ封じにも良いですし、威力75、命中100と格闘ワザには珍しく、安定性に優れるワザです。


物理能力の手助けをするために、嫌な音など使っても良いかも知れません。
つばめ返しと瓦割りだけでは威力面で劣るので、恩返しなど威力の高いワザを覚えさせる等の工夫も必要です。
嫌な音の命中率とゴルダックの耐久力を考慮すると、のろいバトン等の方が良いかも知れません。
クチートと組ませると、剣の舞+鉄壁バトンが出来るので良いサポートになるかと思います。


このように、変幻自在なゴルダック。
まさに、「一筋縄ではいかないポケモンの奥深さ(by 四天王キョウ)」を感じさせてくれるポケモンと言えるでしょう。
これからも活躍よろしく!




       TOP



2003/01/18  Written by The sun
情報提供:ポケモンのしくみ。(http://debugger.s21.xrea.com/)