熟達ポケモン:第四回

     第四回:サーナイト

名前の語源は、サー(sir:男の先生)+ナイト(knight:騎士)で、れっきとした♂です。
世間には萌えている方もいらっしゃいますが、自分はカッコいいが第1印象として残っています。
まぁそんなのはどうでも良くて種族値。

HP||||||||||||||68
攻撃|||||||||||||65
防御|||||||||||||65
特攻||||||||||||||||||||||||120
特防|||||||||||||||||||||||115
素早||||||||||||||||80

感じとしてはフーディンをバランスよくした感じです。
それでもまだ特殊能力は高いものとなっています。
無論、性格は攻撃の下がる物が良いでしょう。


ところで、このポケモンにも遺伝ワザが存在します。
すべて挙げてみますと、置き土産、鬼火、金縛り、黒い眼差し、道連れとなります。
そのほとんどが良質な補助ワザであることはすぐに理解出来るでしょう。


ワザを覚えるにはまだ2つの手段があります。
一つはレベルアップ。
キルリアの時点(キルリアL26)でサイコキネシスを取得します。
影分身や瞑想と言った良質補助ワザも覚えることが出来ます。
また、催眠術+夢食いのゲンガーライクな攻撃ワザを覚えることも注目すべき点の一つでしょう。


もう一つはわざマシン。
注目すべきは、10万ボルトや電撃波と言った、
電気系攻撃ワザを覚えるという点です。
これで攻撃ワザはエスパーの一点張りにならなくて済みそうです。


ワザが出そろったところで、サーナイトをいくつかのグループに分けて
分析していきたいと思います。


  夢食いサーナイト

文字通り、催眠術+夢食いをサーナイトでやってみようと言うタイプです。
まともに行くと対人戦での成功確率が極めて低いので、補助ワザの力を借りるしかありません。
いわゆる分身バトン(影分身+バトンタッチでサーナイトに繋ぐ)が最も効果的かも知れませんが、
単体の場合はリフレクターを張るしかないでしょう。
例としては、【黒い眼差し・リフレクター・催眠術・夢食い】辺りでしょうか。


  ボルト持ちサーナイト

上の例だと、悪タイプには対抗しようがないので、10万ボルト(or電撃波)を持たせてみることにします。
メインウエポンは無論サイコキネシス、サブウエポンに10万ボルト(or電撃波)を設定し、
残りの二つは補助をさせるか、ワザスペースを一つ使って、
目覚めるパワー(タイプは特殊)を覚えさせるのも面白いかも知れません。

補助ワザですが、まずほぼ必須と言えるのが物理受けです。
物理受けと言えば誰もがリフレクターを思い浮かべると思いますが、それだけではありません。

このポケモンには鬼火という優秀な遺伝ワザがあるのです。
鬼火には成功率75%と言うリスクは伴っているものの、
毎ターン相手のHPの8分の1ずつを削ってくれる攻撃的な補助ワザです。


一つは決まりました。
もう一つ、特殊能力をさらに高めるために、瞑想などがよいでしょう。
相手が物理タイプのポケモンだと、やけど状態にして時間を稼ぎながら、
能力を上げることが可能となります。
電気ワザを威力の低めな電撃波に設定している人は、瞑想をオススメします。


遺伝ワザである道連れに注目してみても良いでしょう。
道連れを覚える割りには素早さが高い方なので、そこそこ使えるかも知れません。

ただ、その場合の性格は攻撃が下がって素早さが上がる「おくびょう」
に設定しておかないと少々辛いかも知れません。
この場合のサーナイトのワザの組み合わせとしては、
【サイコキネシス・10万ボルト(電撃波)・瞑想(道連れ)・鬼火(リフレクター)】 が理想と言えるでしょうか。

夢食いナイトに比べ、いろいろなタイプに対抗出来るという利点があります。
(余談ですが、鬼火と道連れを両方遺伝させる場合、道連れを遺伝させたヨマワルを育てて鬼火を覚えさせ、それとサーナイトでタマゴを作る、と言う形式になります。)


二つのタイプを紹介しましたが、これだけでは終わりません。
目覚めるパワーなど、対戦相手の意表をつくようなワザを組み込むのも
トレーナーの技量にかかっています。

繰り返しますが、ここで紹介したのは一例に過ぎません。
これを自分流に組み替え、さらに上を目指すことが出来れば
腕は確かであると言えるでしょう。




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2003/02/12  Written by The sun
情報提供:ポケモンのしくみ。(http://debugger.s21.xrea.com/)