シャープペンシルの値段が示すもの

シャーペンを見るのが好きです。
見るってのも変かも知れんけど。

シャーペンは70円とか言う "ちゃんと作っとんのかい?" 的なもの、
1000円以上する "なんでこんなに高いねん!" 的なものがある。

何処が違うのか?

2パターンあると思う。
1.機能面で勝る
つまり、ボールペン等を装備しているもの。
シャーボなどがそれにあたる。
シャーボは塾時代、黒インキを3色ペンの青インキと入れ替えて、
ノート取りのスペシャリストとして使用した。
最近ではDr.Grip1+1の黒インキを赤と入れ替え、試験勉強に役立てた。
振るだけで芯が出る、と言うDr.Gripは今も人気である。

2.書きやすさで勝る
これは、なかなかわからないかも知れない。
文房具屋で売っている、普通のシャーペンで機能何もついてないのに異様に高い、
というのはだいたいこの類。

自分は、そんなシャーペンが好きである。
2年前に貰った700円のシャーペンは、今も大事に使っている。
是非探して頂きたい。毎日使う文房具だから。

自分は学校の購買部に行った際、一番高いシャーペンを買おうと見たら、300円だった。
Dr.Gripもあったのだが、持っていたので止めた。
色のきれいなシャーペンだったが、軽い。
とにかく軽い。
軽い故に、漢字の画を伸ばしすぎたり、分数も上手くかけない。
その後買った1000円のシャーペンが筆箱に入り、結局何週間か使われていませんでした。
しかし、英語の宿題でそれを使ったとき初めて書きやすいと感じました。

シャーペンには得意な面があるのです。

シャーペンには、グリップにも工夫を凝らしたものがあります。
持ちやすい形状にしたり、材質を変えてみたり。

その中で、自分が一番使いづらいと思うのが、Dr.Gripを代表とするゴムのグリップです。
Dr.Gripはグリップの材質さえ変えればもっと素晴らしいシャーペンになるのにな、と思います。
話を戻しますが、ゴムグリップは、夏に使用すると手の汗と脂でベトベトになるのです。
なので得意なのは冬場です。
冬場は向かうところ敵なしと言った所でしょう。

また、グリップを持ちやすく三角形にして、初心者でも扱いやすいようにしたシャーペンや、
グリップ部分からマイナスイオンが出るシャーペンなどもありました。
どういう仕組みなのかは知りませんが。(苦笑)
あと、遠赤外線で血行を促進!何てヤツもありました。
汗かくと思うんですけどね。(苦)

このように、シャーペン一つを取ってみても、いろいろな面白い点があるのです。
皆さんも、Vegaとか使うのも良いですが、木のシャーペンなど、面白いシャーペンを見つけて、
使ってみるのはいかがでしょうか。



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2002 October13  Written by The sun